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キスミレ類 キバナノコマノツメ類 ニョイスミレ類 タチツボスミレ類

キスミレ

キバナノコマノツメ

ニョイスミレ

タチツボスミレ

コタチツボスミレ

ナガバノタチツボスミレ

シロバナナガバノタチツボスミレ
ニオイスミレ類 スミレサイシン類 ミヤマスミレ類

アオイスミレ

ナガバノスミレサイシン

シコクスミレ

ホソバシロスミレ

コスミレ

マルバスミレ

エイザンスミレ
ミヤマスミレ類

ヒトツバエゾスミレ

ヒナスミレ

シハイスミレ

フイリシハイスミレ

フモトスミレ

フイリフモトスミレ

 キスミレ
          (黄菫)

         花期:3月下〜5月

花の特徴
花は鮮やかな輝くような黄色。花びらは、上弁や側弁に比べて、唇弁が小さい。側弁の基部には短い毛が密集する。

葉の特徴
葉の細長い心形。
花は輝くような黄色、唇弁が小さい。 側弁の基部には、短い毛が密集 葉は細長い心形

 キバナノコマノツメ
          (黄花の駒の爪)

         花期:6月〜8月上

スミレの仲間では、花期が遅い。


花の特徴
花は黄色。上弁と側弁が上に反り返る。花弁の内部に毛はない。花柱の先端は三角形状。

葉の特徴
葉は、2〜4cm程度の円形で縁は細かい鋸歯。
花びらの上弁と側弁が上に反り返る 側弁の基部は無毛 葉は円形

 ニョイスミレ(別名:ツボスミレ)
            (如意菫)

         花期:4月〜6月

全体的にひょろ長くて、弱々しいイメージ。花の大きさの割に背が高い。

花の特徴
花は白色で、直径1cmと小さい。側弁の基部には毛が密集。

葉の特徴
葉は、2〜4cm程の円形に近い心形。
茎葉が長卵形 タチツボスミレよりも色が濃い 葉脈が紫色を帯びるのが特徴

 タチツボスミレ
          (立坪菫)

         花期:2月〜5月

四国の山では、最も普通に多く見ることが出来るスミレ。

花の特徴
花の色は淡紫色で、直径は1.5cm程度。側弁の基部は無毛で、花柱は、細く先に出る。

葉の特徴
葉は、花期の頃は2〜4cm程の心形。花期が終わると三角形状に大きくなる。
四国の山で最も多く見られるスミレ 側弁は無毛、花柱の先端は細い 葉は心形

 コタチツボスミレ
          (小立坪菫)

         花期:3月下〜5月下

花の特徴

花の色は淡青紫色、側弁の基部は無毛で、花柱の先は細く先に出る。

葉の特徴
葉の基部が心形にならないのがタチツボスミレとの大きな相違点。葉の表面に起伏が無くて葉脈が目立たないのも特徴。


*ツルタチツボスミレかもしれない?
特に花が細いところや柄が少しツル気味なところ。ただし、図鑑では四国は分布域外
  
四国の山で最も多く見られるスミレ 花柱の先は、単純な筒形 葉の基部が浅い心形

 ナガバノタチツボスミレ
          (長葉の立坪菫)

         花期:3月下〜5月上

花の特徴
花の色は、タチツボスミレよりも濃く、中央部の白色部も明瞭。花柄と側弁の基部も無毛。

葉の特徴
茎葉は、長卵形で細長くなる。根生葉は、心形であまり細長くならずに、タチツボスミレの根生葉と大きな違いはない。
葉脈が紫色を帯びるのが特徴で、裏面も紫を帯びることが多い。葉の表面の色もタチツボスミレに比べると暗緑色

茎葉が長卵形 タチツボスミレよりも色が濃い 葉脈が紫色を帯びるのが特徴

 シロバナナガバノタチツボスミレ
          (白花長葉の立坪菫)

         花期:3月下〜5月上

花の特徴
ナガバノタチツボスミレの白花

葉の特徴
茎葉は、長卵形で細長くなる。根生葉は、心形であまり細長くならずに、タチツボスミレの根生葉と大きな違いはない。
葉脈が紫色を帯びるのが特徴で、裏面も紫を帯びることが多い。葉の表面の色もタチツボスミレに比べると暗緑色
茎葉が長卵形 ナガバノタチツボスミレの白花 葉脈が紫色を帯びるのが特徴 花柄と側弁の基部も無毛。

 アオイスミレ
          (葵菫)

         花期:3月中〜5月

スミレの仲間では、早く咲く。

花の特徴
花は淡紫色で白に近いのもある。花弁は波打つ感じで、しっかりと開いた感じがせずに少し疲れたイメージがある。側弁の基部には有無と無毛がある。花柱の先が下向きに曲がる、

葉の特徴
葉は、円形に近い円心形状で、全体に毛が多い。
花はしっかりと開いた感じがしない 花柱の先は細く、下向きに曲がる 葉の形は円形〜円心形

 ナガバノスミレサイシン
          (長葉の菫細辛)

         花期:3月下〜5月上

花の特徴

花は色が淡くて花弁も少し細い。側弁が無毛で、花柱はカマキリの頭状で、柱頭はくちばしのように突き出る。

葉の特徴
葉は、5〜8cm程の三画状の長楕円形状で、葉の先は手でつまんだように細くなる。花期には、葉の基部が巻いている場合も多い。

写真のように葉に斑が入っているものをフイリナガバノスミレサイシンと呼ぶ。

白花は、シロバナナガバノスミレサイシン。
葉が三角形状の長楕円形状 花柱の先端は、くちばしのように突き出る 白い斑入りをフイリナガバノスミレサイシン

 シコクスミレ
          (四国菫)

         花期:4月中〜5月

地下茎を伸ばして増えるため、大きな群生になる。

花の特徴
花は純白で、唇弁に紫色の筋が目立つ。側弁には毛があるが、無毛もある。

葉の特徴
葉は、2〜4cm程の心形で先は尖る。縁は波状の鋸歯。裏面の葉は、少し白っぽくて裏面の葉脈部に毛が目立つ。
花は純白 側弁には毛がある(無毛もある) 葉は心形で、縁は波状の鋸歯

 ホソバシロスミレ
            (細葉白菫)

         花期:5月下〜6月上

シロスミレの変種。関ヶ原を境に東にシロスミレ、西にホソバシロスミレが分布。

花の特徴
花の色は白で、紫の筋。上弁(5枚の花びらのうち上の2枚)が後ろに反り返るのも特徴。側弁には毛が生える。葉は上向きに伸びる。

葉の特徴
葉が細長くて、葉身の基部がくさび形になる。
中型の白い花 側弁には、毛が密集 葉はほぼ垂直に、上向きに伸びる

 コスミレ
          (小菫)

         花期:3月下〜5月

名前はコスミレだが、スミレの中では普通の大きさ。

花の特徴
花は淡紫色が普通だが、色の濃淡の変化が大きい。希に白花もある。側弁の基部には西日本では毛がある物が多い。花柱の先端はカマキリの頭形状。

葉の特徴
葉は、丸みのある長卵形で長さは2〜4cm程度。葉の先は丸くなる。表面は粉を吹いたような白く濁った緑色。裏面は紫色を帯びる物が多い。


葉の裏面は紫色を帯びる。 花の色は通常よりも青が強い 葉は丸みのある長卵形


 マルバスミレ
            (丸葉菫)

         花期:4月上〜5月上

花の特徴

花は全体に丸みがあり、純白。まれに花弁の裏側や花弁が淡紅紫色を帯びる物もある。側弁の基部に毛がある物と無い物がある。花弁の紫色の筋は少ない

葉の特徴
葉も丸みがある心形で、縁の鋸歯も丸みがある。
全体に丸みのある花と葉 側弁には毛(無毛もある) 葉は丸みのある心形で、縁の鋸歯も丸み

 エイザンスミレ
          (叡山菫)

         花期:4月上〜5月中

花の特徴

花は淡紅紫色で、2〜2.5cmと大柄の美しい花。希に白花もある。側弁の基部には毛がある。花弁のふちが少し波打つ。

葉の特徴
葉の基部は3裂し、葉は3裂が基本で細く裂ける。ヒゴスミレは、葉の基部が5裂で、エイザンスミレよりもさらに細く葉が裂ける。

エイザンスミレの白花をシロバナエゾスミレとも呼ぶ。
大柄の美しい花 側弁は有毛、花柱の先はカマキリの頭形状 葉の基部は3裂、葉も3裂が基本

 ヒトツバエゾスミレ
          (一葉蝦夷菫)

         花期:4月中〜5月中

エイザンスミレの変種。
エイザンスミレと混じって咲くことが多い。

花の特徴
花は、エイザンスミレに似て淡紅紫色で、直径2〜2.5cmと、やや大きい。側弁の基部に長い毛。

葉の特徴
葉に特徴がある。エイザンスミレのように細く葉が裂けることなく、大柄な単葉を基本にして、不規則に分かれる。葉の形は様々で、単葉から、3裂、その中間的な物など多様。

ヒトツバエゾスミレの白花をナルカミスミレと呼ぶ。
                                                                                                                                    
エイザンスミレと似た大柄の美しい花 側弁は有毛、花柱の先はカマキリの頭形状 葉は大柄な単葉を基本に、不規則な形状

 ヒナスミレ
          (雛菫)

         花期:4月上〜5月上

スミレの中でも美しい花、スミレノプリンセス。

花の特徴
花は、透明感のある淡紅紫色で美しい。側弁の基部には少し毛がある。希にないのもある。花柱の先端部はカマキリの頭形状。

葉の特徴
葉は2〜5cm程度の長さで、長卵形状で縁の鋸歯も明瞭で先は細く尖る。葉の基部は心形。両面ともに荒い毛が多い。葉は水平に展開して、裏面には紫色を帯びる物が多い。

白花を、シロバナヒナスミレ
葉に斑入りがあるのを、フイリヒナスミレ

                                                                                   
透明感のある淡紅紫色で美しい花 側弁は少しの毛、花柱の先はカマキリの頭形状 葉は長卵形状で、水平に展開 葉の両面に荒い毛

 シハイスミレ
          (紫背菫)

         花期:3月下〜5月上

花の特徴

花は淡紅紫色から濃紅紫色で、直径1.5cmで小振りの花を咲かせる。花弁の内部には毛がない。

葉の特徴
葉は長さ2〜5cm程度で長卵形で、両面ともに毛がない。葉は斜め方向にのばす。裏面は紫色を帯びる。

シハイスミレ:葉を斜め方向にのばす。葉の両面は無毛。
マキノスミレ:葉をほぼ垂直に上にのばす。
ヒナスミレ:葉を水平方向に展開する。両面に荒い毛がある。
  
葉が斜め方向に伸びるのが特徴 側弁は無毛 葉の裏面は紫色を帯びる

 フイリシハイスミレ
          (斑入り紫背菫)

         花期:3月下〜5月上

シハイスミレの変種

葉の特徴
葉の表面沿って白い斑入りの模様。葉の色は、シハイスミレよりも暗緑色。
                                                                        
葉脈に沿った白の斑入りが目立つ 側弁は無毛 葉の裏面は紫色を帯びる 葉は斜め方向に伸びる帯びる

 フモトスミレ
          (麓菫)

         花期:3月下〜5月中

四国の山で見るスミレの仲間で最も小さいが、弱々しいイメージはなくバランスがよい。
群生することはほとんど無く、単独で自生していることが多い。  

花の特徴
花は白くて、紫色の筋が入る。側弁はやや下向きになり上弁はそりかえる。側弁の基部には毛が多い。花柱の先端は、カマキリの頭形状。

葉の特徴
葉は卵形で、暗緑色で光沢はない。裏面は紫を帯びる物が多い。
                                                                                                                       
小さいスミレだが、全体のバランスがいい 側弁は毛が密集 葉の裏面は、紫色を帯びる

 フイリフモトスミレ
          (斑入麓菫)

         花期:3月下〜5月中

フモトスミレの中で、葉に白い斑入りが見られる物をフイリフモトスミレという。
わりと普通に見ることが出来る。
                                                                                                                                                                                                                                                                  
小さいスミレだが、全体のバランスがいい 葉の葉脈に白い斑入り

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