四国の山めぐり  沓掛山(2002年8月9日) : 1691m  
 
 ■笹ヶ峰と対峙する沓掛山。
   石鎚山系や赤石山系の主稜線とは、少し離れて位置するため、 石鎚、瓶ヶ森から平家平、
   大座礼山へと連なる山々や、赤石山系の展望 を望むことが出来る。  頂上からの展望を
   期待して、今回初めて沓掛山に登りました。

   沓掛山への登山口は、笹ヶ峰と同じ。 西条の下津池から林道に入る。途中からの未舗装林道は、
   昨年までは、凹凸の非常に激しいダートな道で、昨年車で走ったときには、底を打って車を修理。
   今回走ると、未舗装ではあるが、路面が補修されていて、全く問題なく走れた。
   この林道の途中で、イノシシの子”ウリボウ”に遭遇。 周りに親が居ないことを確認して、
   車から降りて 写真を撮ろうとしたが、山の斜面を駆け上がって逃げてしまった。残念。
  
   車を10台程度止めることが出来る、駐車スペースに車を止めて、さらに林道を200mほど歩くと、
   登山口に到着。 家からは30kmほどで、45分程度。
 

 カシミール3Dによる沓掛山 (山旅倶楽部の地図データ利用)
   ◇高度データ
      登山口     :約1000m
      沓掛山頂上  :1691m
   

◇タイムコース
   登山口(7:20) → 宿(8:05〜8:25) →
   分岐(9:05) → 沓掛山頂上(9:55〜10:40) →
   分岐(11:10) →丸山荘(11:35〜12:00) →
   登山口(13:10)


 ■登山口から宿
   登山口から45分程度で、宿(しゅく)。 この宿は、かつては住友別子銅山に運ぶ木炭を貯蔵していた
   場所で、当時を忍ばせる石垣や水場が残っている。

   宿の樹木の下には、ギンバイソウ、オオヤマハコベ、テバコモミジガサなどの白い花が見られた。
   途中の登山道では、イワアカバナ、シロヨメナ、ヒナノウスツボ、モミジガサ、ホソバノヤマハハコ、
   ヒヨドリバナも咲いていた。

   この宿が、笹ヶ峰と沓掛山の分岐。  ここから沓掛山を目指す。
   

宿 宿の樹木の下に咲くギンバイソウ


シロヨメナ イワアカバナ オオヤマハコベ ヒナノウスツボ

  ■宿から沓掛山へ
    宿からしばらくは、明るい樹林帯の中の
    ゆるやかな登山道を歩く。
    ところどころで、ハガクレツリフネ、サワオトギリ、
    ヒヨドリバナが咲いている。
 
    しばらく歩くと、丸山荘と沓掛山の分岐。
    標識には、丸山荘と書いているが、沓掛山の
    表示がないので要注意。

    この分岐からしばらくは、笹の中を歩く。
    途中笹に覆われて、道がはっきりしないところも
    あるので、踏み後を注意して歩く。
 
    しばらく笹道を歩くと、前方に山並みが開ける。
    これから登る、沓掛山の急坂、背後に笹ヶ峰も
    見渡せる。
  
宿からしばらくは、明るい樹林帯

踏み後を進む笹原 サワオトギリ ハガクレツリフネ

 
■沓掛山頂上へ(1691m)
   沓掛山直下からの登山道は、笹に覆われており、
   勾配もきついので特に下りは要注意。
   (実際に、下りは何度も転けてしまった。)

   急坂の途中では、ぽつりぽつりとノリウツギ、
   リョウブ、花期が終わったクロヅル。
   足下では、タカネオトギリソウ。
   頂上の岩にしがみついてツツジ科のケアクシバの
   花も咲いている。
  
   石鎚山系や赤石山系が見渡せる頂上だが、
   あいにくの雲の多い天気のために、
   全容は見ることが出来ない。

   
沓掛山頂上
昨年の6月に笹ヶ峰に登ったときの写真 
  沓掛山と麓に見えるのが丸山荘 
沓掛山の急坂下


    沓掛山の頂上付近、 笹原の中に針葉樹



頂上の西の端から望む、石鎚・三ヶ森方面  遠くに皿ヶ嶺も見える。(拡大写真



沓掛山頂上からの笹ヶ峰、 頂上付近は雲に覆われている。


  赤石山系方面
    手前に見えるのが、西山とツナクリ山
    雲がなければ、奥に赤石山系が望める。
    瓶ヶ森、石鎚山方面


タカネオトギリドウ ケアクシバ ノリウツギ クロヅル(花の後)



 ■丸山荘に寄る
   沓掛山から丸山荘に向かう。
   途中、ぶなの原生林の中を歩く。

   頂上から1時間程度で丸山荘に着く。
   夏休みの時期だが、建物には鍵がかかっており
   宿泊者はおろか、管理人もいない様子。 
丸山荘、背景に笹ヶ峰



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