四国の山めぐり  稲叢山(1506m) : 2003年11月8日  (1/1)


■渓谷コースの稲叢山(いなむらやま)

 春にゴヨウツツジを見に行った稲叢山に向かう。家を7時に出発する。R194号線を走り、寒風山トンネルを抜けて、本川トンネル手前で左折。しばらく走ってから、大橋貯水池の方向に右折する。大橋貯水池を渡ってからは、稲叢山に向かう林道を走る。
舗装された林道だが、ところどころ路面が陥没したところがあるので注意して走る。
 約1時間で、トンネル横の稲叢山登山口。春はここから登ったが、今日は通過して稲叢ダムに向かう。
 8時15分に、稲叢ダムの管理棟近くの駐車スペースに到着する。近くに、尾根伝いに登るコースの登山口がある。今日は、渓谷コースで登るために、ダムの周回路を10分ほど歩いて、渓谷コースの登山口を目指す。
正面に見えるのが、これから登る稲叢山
稲叢山ダム駐車場より)


 カシミール3Dによる稲叢山 (登り:渓谷コース 下り:直登尾根コース)

 ◇高度データ
  登山口  :約1150m
   (渓谷コース)
  
  稲叢山
 :1506m
◇コースタイム
  家を出発(7:00) → 稲叢ダムに到着(8:15〜8:25)
  【渓谷コースを登る】
   → 渓谷コースの登山口(8:35) 
   → 稲叢ダム(尾根)コースと合流(10:20)
   → 三叉路(10:25)
   → 稲叢山頂上(10:45〜11:30) 
  【直登尾根コースを下る】 
   → 登山口(12:25)
         *登山口まで家から約51Km 


■渓谷コースを登る。

 駐車場から約10分、8時35分に、渓谷登山道の登山口に到着する。しばらく歩くと、渓谷を渡る。すぐに三叉路の分岐。この分岐をまっすぐ登れば、稲叢山に直登する尾根コース、今回は右に折れ渓谷コースを登っていく。
渓谷コースの登山口 


この沢を渡って、すぐに右に分岐すると、渓谷コース。





渓谷コースの名前の通り、渓谷に沿って登っていく。いろいろな流れの小さな滝が点在する。 紅葉の時期は、すっかりと終わっていたが、変化に富む渓谷ルートが楽しい。ゆっくりと渓谷沿いのルートを歩く。











しばらく歩くと、左の写真のような階段をあがる。この当たりから、渓谷から少し離れた樹林帯の中を歩く。


渓谷ルートの中程からは、ルートを覆うように岩壁が迫る。岩峰、稲叢山を実感する。岩壁からも、滝のように水が流れ落ちている。(右の写真)


ルートを覆うような岩場が続く。このあたりで、ルートの整備をしていた土佐町の方にあう。稲叢山を巡る土佐町や本川村の想いなどの話を聞かせてもらう。 この当たりの、紅葉の季節は、10月20〜25日頃とのこと。
岩壁から流れ落ちる滝もある。


途中にある鎖場。 高さはほんの2mほど。この鎖場を越えて急坂を少し上ると前方に5mほどの岩場。登ってみる。眼下に稲叢ダムが見える。岩峰の山並みも見える。 


      稲叢ダムを見下ろす。(


◇渓谷ルートの後半は、少しルートがはっきりしていないところもあるが、マーキングと踏跡を頼りに登っていく。稜線に近づいてくると見通しが利く、明るい草原になる。
10時20分に、稲叢ダム(尾根)コースと合流する。



■三叉路から頂上を目指す。
 10時25分、三叉路。トンネル登山口ルートとの合流点で、ここから山頂へ向かう分岐したルートを登っていく。
 樹木の間から見える霞んだ山並みを眺めながら、頂上を目指す。ルートはシャクナゲが多い。露出した根がルートを覆っている。







稲叢山は、春のゴヨウツツジやアケボノツツジ、初夏のオオヤマレンゲなどの樹花で人気の山。 3年前に初めてこの山に登ったときに、頂上に向かうこのルートで、きれいに咲いているアケボノツツジを見ることができた。 左の写真の木は、アケボノツツジ。

稲叢山頂上(1506m)
 10時45分、岩の頂上に到着。 前方は絶壁になっている。小さな祠もまつられている。頂上には、この後、西門山を目指す夫婦が一組。
ここからは、石鎚から、伊予富士、寒風山、笹ヶ峰、平家平へと続く山並みが一望できるポイントだが、残念ながら、霞んでいて見えない。 風は少しがあるが、気温は高く、頂上にいても暑いくらい。
 うどんを食べて、くつろぐ。 11時30分に出発する


稲叢山頂上 頂上から見える、大橋ダム


山並みは、霞んで見えない。 西門山。 ここから、歩いて1時間半から2時間ほどでいけるらしい。


登ってきた反対側の尾根を少し下ったところに、尾根から突き出た岩場。 この岩場に上がると、頂上からは見えない稲叢ダムが一望できる。

■直登尾根コースを下る。
頂上付近でのんびりとした後、11時30分に下山開始。
下りは、登ってきた方向の反対側の尾根、直登尾根コースを下る。岩場や自然林の中のやや急な坂を下る。 前半は尾根伝いに下る。樹林に遮られて見通しはあまりよくないが、紅葉の落ち葉を踏みしめながら、気持ちよく下る。
中程で、ルートの真ん中に、樹元が二股に分かれた木。この木をくぐって下る。頂上から45分ほどで、渓谷コースとの分岐、登山口には55分ほどで着く。


自然林の中の直登尾根コース。紅葉の落ち葉で敷き詰められている。 樹下が二股に分かれた木。この間をくぐって下る。


■山草と樹木の実

 秋の山野草も終わり。たまに白いキク科の花や、アサマリンドウの枯れた花が見られた。

 樹木の実が目立つ季節。
ムラサキシキブ


イシヅチウスバアザミ 枯れたダイモンジソウ
渓谷コースの岩場で大群生していた。