四国の山めぐり  沓掛山(2003年6月29日) : 1691m   (1/1)

■沓掛山
 梅雨の合間の、天気予報の晴れマークを信じて、山に向かう。 昼過ぎには、家の用で帰ってくる必要があるので、比較的近くの沓掛山に約1年ぶりに向かう。 沓掛山は石鎚山系や赤石山系の主稜線とは、少し離れて位置するため、 天気が良ければ石鎚、瓶ヶ森から平家平、大座礼山へと連なる山々や、赤石山系の展望 を望むことが出来る。 
 沓掛山の登山口は笹ヶ峰と同じく、西条の下津池から林道に入る。 途中からは未舗装林道になるが、比較的路面は良好で問題なく登山口の少し手前の駐車スペースに到着する。 家からは約30Kmでちょうど1時間。 
今の時期、蝶の羽化が活発なのか、多くの種類の蝶が飛んでいた。

 カシミール3Dによる沓掛山 
   ◇高度データ
      登山口     :約1000m
      沓掛山頂上  :1691m
   

◇タイムコース
   登山口(6:30) → 宿(7:40〜7:55) →
   沓掛山頂上(9:25〜10:00) →
   宿(11:10) → 登山口(12:05)


■登山口から、宿(しゅく)を目指す。

6時半に登山口から歩き始めた頃は、まだどんよりとした曇り空。 昨日までの雨で、登山道も水気が多く、ズボンのひざから下が、すぐにびしょぬれになる。

宿までは、鬱蒼とした自然林や植林の中のルート。途中、石がきれいに積み重ねられた石垣もある。 ガスでうっすらと霞んだ雰囲気を味わいながら登っていく。
 
   
岩を抱くように根を降ろしている。




◇登山道では、いたるところでヤマアジサイが咲き始めている。 この時期目立っているのは、ガクウツギやコガクウツギ、ヒメウツギの真っ白い花。 モミジガサ、ウバユリ、ギンバイソウはまだつぼみ。 サワギクやハガクレツリフネの花も咲いていた。
ヤマアジサイ


ガクウツギ コガクウツギ ヒメウツギ

■宿(しゅく)

 7時40分に、宿(しゅく)に到着。 この宿は、かつては旧別子銅山に運ぶ木炭を貯蔵していた場所で、植林の平らな空間に、当時を忍ばせる石垣や水場が残っている。
 
 宿の樹木の下には、ウワバミソウやまだつぼみのギンバイソウが群生している。

 宿は、笹ヶ峰と沓掛山の分岐。 しばらく休んだ後、沓掛山への分岐を歩いていく。


宿の倒木


ギンバイソウ、まだつぼみ 地味な花のウワバミソウ


■沓掛山をめざす。

宿からしばらくは、明るい檜の植林帯の中を歩く。 昨年の秋に、この当たりで日本鹿を見たと、知り合いの人から教えてもらっていたので、少し期待しながら歩くが姿は見せず。宿から30分ほど歩くと、丸山荘と沓掛山の分岐。 
宿からしばらく歩いたところで、  
大きくりっぱなアマドコロ 


沓掛山と丸山荘の分岐にある、新しい案内標識。ここからは右の写真のような、自然林の笹の中のゆるやかなルート歩く。


■頂上直下の急坂

沓掛山と丸山荘との分岐から、20分ほど歩くと、急に前方に沓掛山直下の急坂が開けてくる。背後には笹ヶ峰も見渡せるはずだが、ガスで霞んで見えない。ここから頂上までは、大きく開けた笹の中の急坂のコース。明け方までの雨でたっぷりと水を含んだ笹の中を、ゆっくりと登っていく。すぐに腰までびしょぬれになる。
天気も晴れ間がのぞいてきたが、ガスが吹き上がって頂上が霞すむ。
これから登る沓掛山の頂上。 登るときにはガスで霞んで見えなかったが、下ったときには、うっすらと霞んでいる程度。


沓掛山に対峙する、笹ヶ峰、左には乳山。 雲に霞んでいる、赤石方面の山並み。


もうすぐ、山頂。
青空が広がっているが、雲が多い。


頂上直下では、ドウダンツツジが群生している。葉が紅葉しているのもある。(右の写真→)
ナナカマドの白い地味な花も咲いていた。(↓)


■沓掛山頂上(1691m)

 9時25分、頂上に到着。 頂上から、石鎚から連なる伊予富士、寒風山、笹ヶ峰などの山々を期待していたが、遠くに青空が広がるが、雲に覆われていて展望はきかない。
 それでも、眼下の白い雲の広がりがきれい。 時折、雲の合間から石鎚の頂上付近を見ることができた。
 ラーメンを作って早い昼食の後、10時に下山開始する。
正面に、雲の合間から見える石鎚山頂→


沓掛山から続く、急峻な黒森山。背後には、瀬戸内海の島々が見渡せる。




正面に微かに見えるのが、石鎚山頂。


正面に見えるのが、大座礼山。
左奥に見えるピークが、東赤石山。
赤石山系。麓は雲に覆われているが、西赤石山から東赤石山に続く山並みがきれいに見える。


■沓掛山登山道の山野草
 沓掛山の登山道で咲いていた山野草。
ハガクレツリフネ コナスビ トゲアザミ


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