四国の山めぐり  西赤石山(1626m) : 2003年 4月28日   (1/1)

■西赤石山 
 法皇山脈の東にそびえる西赤石山は、自宅からも、その山の姿を見ることができる。  西赤石山は、四国随一の群生を誇る5月のアケボノツツジで人気があり、同じ頃に西に連なる銅山峰一体に自生するツガザクラ、アカモノで有名な山。  

 そろそろアケボノツツジだ咲き始める頃だと思い、Fさんと愛犬(みみ)と一緒に、西赤石山に向かう。

 7時30分に家を出発し、コンビニで買い出し。 西赤石山に登るルートとしては、南側の東平からのコースと、北側の日浦からのコースがあるが、今回は、東平の登山口に向かう。 家からは18Km程度で、8時10分に到着。 準備して、8時20分に出発する。
 
   東平の登山口から見える西赤石山

 カシミール3Dによる西赤石山

  ◇高度データ
    登山口:約750m
    西赤石山:1626m   
◇コースタイム
  家を出発(7:30)→東平登山口到着(8:10) *家から18Km
   → 登山口出発(8:20) →稜線(11:00)
   → 西赤石山(12:30〜13:40)
   → 東平登山口(16:10) 



■東平から稜線を目指す

  別子銅山にゆかりのある東平から、銅山峰ヒュッテ手前までの登山道は、良く整備されている。 ちょうどこの時期、いろんなツツジが咲いていた。 標札がかけられていたが、ミツバツツジの類だけでも、”トサノミツバツツジ”、”ニシアカイシミツバツツジ”、”コバノミツバツツジ”、”ツルギミツバツツジ”、”ダイセンミツバツツジ”。 どれもよく似ていて違いが分からない。 登山道の足下には至るところにタチツボスミレが咲いている。 

  約1時間30分ぐらいで、銅山峰ヒュッテ手前の分岐点に到着。ここからは樹林帯の中の急坂を登って、稜線を目指す。


良く整備された登山道。
咲いているのは、トサノミツバツツジ。


トサノミツバツツジ ヒカゲツツジ

■稜線を歩く
 急坂を登りきると、稜線に出る。11時着。
ここからは、稜線ルートで、西赤石山の山頂を目指す。 きつい登りも多いので、見晴らしの良い岩場で何度か休憩しながら進む。 霞んでいるが、遠くに石鎚も見えた。 この稜線の足下には、アカモノの葉が多く見られる。 ただし、花はまだ咲いていない。

写真の中央当たりが、銅山越え。
霞んでいて、写真ではよく分からないが、遠くに石鎚も見えた。
写真の中央に見えるのが、東平。
そこに駐車して、ここまで登ってくる。

■西赤石山頂上(1626m)

 稜線に出てからも、登りのきつい登山道を歩いて、12時30分に頂上に到着する。 風も雲もほとんど無い天気のため、暖かいと言うよりも暑い。 先客が2人、途中で笹ヶ峰の丸山荘から東赤石の赤石山荘へ縦走している男性が1人登ってくる。 

 携帯コンロでラーメンやコーヒーを作って、頂上からの展望を楽しみながらのんびりとする。 
 期待していたアケボノツツジは、頂上付近では、蕾が多いが、まだほとんど咲いていなかった。 山麓を見下ろすと、ところどころで咲いているアケボノツツジでピンク色に見える。  



◇銅山越え方面の山並み
霞んでいるが、頂上からは360度の大展望。 笹ヶ峰と沓掛山の間からは、石鎚もうっすらと見える。



◇東赤石方面の山並み
物住頭までは歩いたことがあるが、西赤石から東赤石への縦走路は是非歩いてみたいコース。


正面の岩山が、”かぶと岩”
下りは、かぶと岩を横切るコース。
山麓のところどころが、ピンク色に見えるのがアケボノツツジ。



■かぶと岩に降りる。
 西赤石山の山頂から北側に見えるかぶと岩に下る。山頂直下は急激な下り坂のために、しっかりと樹を掴みながらゆっくりと下る。 10分ほどでかぶと岩の麓に到着。 周辺には、咲き始めたアケボノツツジ。
かぶと岩から見る西赤石山山頂。
後1週間から2週間ほどで、この斜面がピンクに染まるはず!
岩の上に座っているのは、Fさん。
斜面にピンク色に見えるのがアケボノツツジ。


◇咲き始めたアケボノツツジ(曙躑躅)



■かぶと岩から東平登山口に下る。
 かぶと岩から、しばらくは植林帯の中の登山道を歩く。 少し荒れているところもあるが、特に問題無く下ることが出来る。 1時間弱で、旧別子銅山の鉄道跡に到着する。 ここは、銅山峰ヒュッテと登山口との分岐。 この分岐で湯を沸かして、スープを作って一服する。 その間、同じルートを下ってきた、50に人ほどの団体に会う。 今朝銅山峰ヒュッテを出発して、東赤石山までを縦走して帰ってきて、今晩も銅山峰ヒュッテで泊まるとのこと。

 しばらく休んでから、鉄道跡のゆったりとしたルートを歩く。 いたるところに立派な石垣があり、かつての別子銅山の隆盛がしのばれる。 魔戸の滝との分岐を登山口方向に下る。 ここからは一転急坂になる。 かぶと岩から約2時間、16時過ぎに、東平の登山口に到着する。

上部鉄道跡のゆったりとした登山道。 立派な石垣も見える。 東平登山口近くの、旧別子銅山ゆかりのレンガ作りの建物。

■東平から西赤石山の山野草、樹木の花
  スミレ等の、春の山野草が多く咲いていた。 5月の中旬頃に見頃になるアカモノやツガザクラは、稜線などの登山道の足下で多く見られたが、花はまだ咲いていなかった。    

タチツボスミレ(立坪菫)
登山道で一番多く咲いていた花。
オオバタネツケバナ(大葉種付花)
登山口付近で咲いていた。


センボンヤリ(先本槍)
小さな花。頂上付近で咲いていた。
ショウジョウバカマ(猩々袴)
下りの植林帯で多く咲いていた。
シハイスミレ(紫背菫)


アセビ(馬酔木)
登山道で多く見ることが出来た。白い小さな花。
シロモジ(白文字)
稜線で、多く見ることができた。黄色の小さな花


オオカメノキ(大亀の木) コヨウラクツツジ(小瓔珞躑躅) カクミノスノキ(角実の酢の木)


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