四国の山めぐり  高瀑(約1300m) : 2003年 9月6日  (1/1)



■高瀑の滝

 暑い日が続く残暑の中、渓谷沿い、樹林帯の中の涼しい山歩きのコースを選んで、高瀑の滝へ行く。
 朝、7時にFさんと出発する。 コンビニに寄った後、石鎚ロープウエイに向かう県道12号線を走る。途中、河口より右折し、石鎚林道に入る。しばらくは舗装されているが、すぐに未舗装の悪路になる。約10km、普通の1boxカーにはギリギリの悪路をゆっくりと走る。
 8時45分に、10台ほどの駐車スペースのある登山口に到着する。
 登山口の案内標識
ルートは、全体的に荒れているので、
高瀑までは1時間半程度かかる。


 カシミール3Dによる高瀑

 ◇高度データ
  登山口   :約1000m
  高瀑    :約1300m
  
◇コースタイム
  家を出発(7:00) →登山口着(8:45) 
  →登山口出発(8:50) → 高瀑(10:30〜11:45)
  →登山口着(13:30) 
            *登山口まで家から約42Km (1時間45分)

■渓谷ルートを歩く。
 
 登山口を歩き始めて、すぐに川を対岸に渡る。 対岸をしばらくある後、再び川を渡る。 昨年はなかったロープが渡渉するところに張られていた。 最近の天気続きのために川の水量は少なく、問題なく川を渡ることができる。
 再び川を渡ってからは、右手に渓谷を見ながらのルートを歩いていく。 岩や石が多くて、ルートもはっきりしてないところもあり、全体的に荒れている。
 
 河原には大きな岩があふれているが、少し上の川底は、渓谷の滑り台のような滑らかな状態になっている。 少しこの滑らかな渓谷を歩こうとしたが、非常に滑りやすくて断念。 
 


大きな岩の多い渓谷。 下りは、登山口近くになると、渓谷の岩上を歩きながら下った。


滑り台ように、川底がなめらかになっているところ。 非常に滑りやすくなっている。




■高瀑を目指す
 
右に渓谷を見ながらしばらくは、ゆるやかなルートを歩く。途中、上から覗き込むようにして見ることができる滝がある。この滝が登山口の案内板に書いてあった、”のぞきの滝”
 
 さらに歩き続けると、岩がごろごろした河原を渡る地点。ここにも小さな滝がある。 ここからしばらくは、急な勾配を登る。その後緩やかに下ると、再び岩がごろごろした河原を渡る。 非常に荒れている雰囲気。 この当たりが案内板にあった”丸淵”
 
 高瀑へのルートは、紅葉などの広葉樹が多くて、紅葉の季節も楽しみ。
 


のぞきの滝 丸淵の滝


登山道の途中から見える、岩峰。 西ノ冠岳 


丸淵の当たりは、岩で非常に荒れている。



■天狗の子育て岩


岩がごろごろした河原を渡ってから、やや急なルートを登っていく。 ”天狗の子育て岩”の岩穴の手前が崩壊して、ルートを岩が覆っていた。 慎重に崩壊した岩の上を通って、高瀑に向かう。

 この”天狗の子育て岩”の手前のガレ場の斜面には、オオマルバノテンニンソウの見事な群落が見られた。この群生では、アサギマダラが優雅に飛んでいた。


オオマルバノテンニンソウの群生



■山野草

 高瀑の登山ルートは、山野草が多い。 今の時期、夏の花が終わって秋の気配。白いキク科の花も目立ち始めてきた。
 
 写真以外にも、ヌスビトハギ、ヒヨドリバナ、ミツバヒヨドリ、ミヤマアキノキリンソウ、ミヤマヒキオコシ、クサアジサイなどの花も咲いていた。 
サラシナショウマに留まっている蝶と、ミツバチ


アキチョウジ オオバショウマとミヤマノダケ


花の終わった後?? テバコモミジガサ


シロヨメナ イナカギク


ツクバネソウの実 休んでいるときに、ザックに飛んできた蝶


モミジガサ レイジンソウ ヒメキンミズヒキ


■高瀑
 登山口から、約1時間40分かかって、10時30分に高瀑に到着する。 目前の左右に広がる100mを越す絶壁には圧倒される。 ただ、最近の好天のために水量は少なくて、滝としての迫力は、あまり感じられなかった。

 ここでゆっくりと時間をとる。 滝から吹いてくる風が冷たくて、非常に気持ちがいい。 滝の水で作ったインスタントの鍋焼きうどんとパンで昼食を食べる。それからコーヒーブレイク、スープブレイクをした後、11時45分に出発する。



高瀑 
 
落差132mの大瀑布。
標高1300m付近に位置し、関西ではもっとも高所にある滝





■高瀑の山野草
 
高瀑の滝の周辺でも、山野草が見られた。
オオマルバノテンニンソウ、ミヤマアキノキリンソウ、テバコモミジガサ、アキチョウジ、それと咲き始めたアサマリンドウが一輪咲いていた。 

岩場にはダイモンジソウも咲いていた。(


ダイモンジソウ アサマリンドウ