四国の山めぐり  東赤石山(1707m) : 2004年7月1日   (1/2)

■東赤石山
 今年2回目の東赤石山、これまで、6回登ったことはあるが、ちょうど梅雨の今の時期に登るのは初めて。梅雨の晴れ間を狙って東赤石に向かう。今日のルートは、床鍋登山口から登って権現越え経由で、東赤石・八巻山を歩いて、瀬場谷コースを下って、瀬場の登山口に降りるコース。
 権現越え、東赤石、八巻山と見所の多いコースなので、早朝4時半に家を出発する。 大永山トンネルを抜け、住友フォレスタ、銅山越えや西赤石の日浦登山口、東赤石の筏津と瀬場登山口を通過。瀬場登山口を通過してすぐに床鍋登山口を目指して、別子花街道を左折(北側)する。
 5時半に床鍋登山口に到着。(家から32km)
今年一番のオトメシャジン


カシミール3Dによる東赤石山 (黄色のルートを歩く)

 ◇高度データ
    床鍋登山口:約690m
    権現越え  :1461m 
    東赤石山  :1707m
    八巻山   :1698m
    瀬場登山口:約650m
 ◇コースタイム
   家を出発 (5:30) → 床鍋登山口 (6:30〜6:35) 
   →権現越えの草原 (9:10 〜10:10)
   → 東赤石トラバース道分岐(10:35)
   → 赤石越え(12:25) → 八巻山 (13:35) 
   →赤石山荘 (14:25〜14:50) 
   →瀬場登山口(18:00)→床鍋登山口(18:20)



■床鍋登山口を出発

 6時35分に登山口を出発し、権現越えを目指す。2年前に、筏津登山口から出発して、稜線コースで八巻山から東赤石、権現越えまでの稜線を歩いて、床鍋に降りたことがある。今日は、逆向きに歩くコース。
 民家の横にある登山口から歩き始める。しばらく、植林帯の中を歩いていく。途中から自然林と植林が混じる。 
床鍋登山口


登山口からしばらくは、植林帯の中を歩く。




■権現越えを目指す

 登山口から約1時間で、沢をわたるポイント。1回目の休憩を取る。1週間前の台風の影響のためか、水量は豊富。この沢を越えてしばらくすると、自然林の中のルート。苔むした岩やシャクナゲの群生など自然豊かなルートを登っていく。
 9時前に、崩壊した沢。すぐ横に岩を渡るルートがあるため問題なし。

一つ目の沢




一つ目の沢を渡ってからは、自然豊かな登山道

■権現越えの草原
 崩壊した沢を渡ってしばらく歩くと、権現越えの南麓に広がる明るい草原に到着する。登山口から2時間35分。
 この草原は、"権現越えのお花畑"とも言われていて、高山植物が多く咲いている所。西側の上方には、巨大な岩、権現岩がそそり立っているのが見える。この"権現越えのお花畑"を、花の写真を撮りながらゆっくりと歩いていく。
 南麓の草原を登り切ったところが、権現越え。北麓が大きく崩壊している。 今日は霞んでいて展望はあまり良くない。ここから東へ向かうと、権現山からエビラ山、二つ岳へと続く難コース。西へ向かうと、東赤石へと続く今日歩くコース。権現越えで、コンビニで買ってきたおにぎりを食べ、休む。
権現越えの草原
上に見えるのは、権現岩


権現越えから権現岩、権現山へと続く稜線ルート



■権現越えの高山植物
 "権現越えのお花畑"と呼ばれている、南麓の草原で、多くの高山植物が咲いていた。
 最も見たかったタカネバラは、花期がほとんど終わっていたが、咲き残った花を見ることができた。
 目立っていたのが、イワキンバイの黄色い花、ウバタケニンジンとフジイバラの白い花、カノコソウの白色から薄紅色の花、シモツケの鮮やかな紅色の花、ネバリノギランの緑黄色の花。 
 イヨノミツバイワガサの白い花も多く咲いていたが、もうそろそろ花期は終わり。なんとか咲き残っていたのがシライトソウ。そのほかにも、ギンバイソウやヤマトウバナ。数は少ないがオトメシャジンのつぼみも見ることができた。
シモツケ


ヤマブキショウマ フジイバラ


ウバタケニンジン イヨノミツバイワガサ


カノコソウ バイケイソウ


コメツツジ イワキンバイ ヤマトウバナ


■権現越えを出発


 権現越えで、おにぎりを食べてから、10時10分に、東赤石に向かって出発する。 結構きつい勾配を登っていく。25分ほど歩くと、稜線コースとトラバース道との分岐。2年前に稜線コースは歩いたことがあるので、今日はトラバース道に進む。


権現越えからの急坂




■トラバース道を歩く

 
 地図で見ると、ほとんど高度差のないトラバース道だが、実際に歩くとイメージとはかなり違う。前半は岩歩きが多くて、頭上には白骨林が広がる。下方に広がる山麓の眺め、岩上に咲く高山植物など、変化に富む面白いコース。岩上を歩くところも、コースにマークが付けられており、コースを外れる心配はない。

 
トラバース道と稜線コースの分岐


岩場歩きの多い、トラバース道





◇山麓には、
 白骨林が広がる。






■トラバース道に咲く花

 権現越えでは、少なかったタカネバラだが、このトラバース道では、数多く咲いている花を見ることができた。 ただ痛んでいる花が多くて、花期はもう終わり。6月の中旬頃が見頃のようだ。 
 コウスユキソウの花も多い。シコクギボウシや、ホソバシュロソウは、まだほとんど蕾。咲いている花がちらほら。
 他にイワキンバイ、ネバリノギラン、白いバラ、イヨノミツバイワガサ。
そろそろ終わりのタカネバラ


イワキンバイ ヤマブキショウマ


コウスユキソウ 咲き始めの シコクギボウシ


シコクママコナ ミヤマガンピ


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