四国の山めぐり  皿ヶ嶺(1281m) : 2004年7月18日   (1/1)

■皿ヶ嶺
  
  科学博物館の自然クラブで、皿ヶ嶺。 9時に科学博物館の駐車場に集合して、参加者13人が、4台の車に分乗して出発。
  風穴手前のそうめん流しは、大繁盛。夏真っ盛りの季節を感じる。1時間20分ほどで、風穴の登山口に到着する。3連休の中日で、天気もいいため、多くの車が止まっていた。キャンプ場もあり、張っているテントも多い。
皿ヶ嶺の遠望

カシミール3Dによる皿ヶ嶺 

高度データ    登山口(風穴)  :約 950m
 竜神平      :1145m
 皿ヶ嶺(三角点):1271m



■風穴からの登山道

 
 始めに、学芸員の川又さんからコースなどの説明があり、10時45分に出発する。 
 今の時期、暑い中での山歩きを覚悟していたが、雲が多い天気で日差しが遮られて、快適。風穴からの登山道は、山野草が多い。 山野草の説明を聞きながらゆっくりと歩いていく。 

 





 
 登山口周辺から、ギンバイソウの大群生。この当たりでは、紅色を帯びている花が多い。まだ蕾も多い。
 春先に芽吹きしていたヤブレガサやモミジガサが、大きく育って、林床を埋め尽くしている。 ウバユリの大きな蕾やシコクブシの葉も見ることが出来た。
ギンバイソウの群生。


皿ヶ嶺の登山道は良く整備されている。花も多くて自然豊か。
ハイキング気分で手軽に歩ける山。




 広葉樹の自然林が広がる登山コース。そのために緑のダムとなり、落ち葉は土壌を肥やしているために、山野草が多いのだろう。
 皿ヶ嶺に北麓になるため、涼しい。虫も少なくて快適に歩ける。
 途中、羽化寸前のセミの幼虫や蛍を見つけたりしながら、山歩きを楽しむ。


■登山道の山野草

 今日は、学芸員の川又さんが同行しているため、歩き始めると、すぐにみんなで質問攻め。花の名前や説明を聞きながら、超スローペースで歩く。しっかりメモを取っていた方が後で数えると、説明してもらった山野草と樹木は、50種類を越えていた。
 途中、ハナイカダの進化の過程などを紙に書いて説明してくれたり、葉の手触りによる見分け方など、とっても勉強になる。


ヤマホトトギス ハガクレツリフネ


クサアジサイ  花の時期はそろそろ終わり ギンバイソウは、まだ蕾が多い


ホタルブクロ アオホオズキ


ヤブレガサの蕾 モミジガサの蕾


オウギカズラの青花と白花 ヤマトウバナ


ヒヨドリバナ ミズタビラコ オオバヨメナ


地味で小さな花のために見過ごしてしまうハエドクソウ。
この植物から蠅取り紙を作ったことが名前の由来であることを教えてもらった。
ミヤマタニタデ ハエドクソウ


ノリウツギ ハナイカダの実

■竜神平(1145m)
  風穴から約2時間かかって12時50分に竜神平に着く。 以前はミズゴケが生えたきれいな湿原だったらしい。今でも、ところごころでミズゴケが小さく群生している。
 竜神平を見渡すことが出来る樹木の中で弁当を食べる。 冷たい風が心地よい。
 しばらく休憩した後、竜神平を散策する。ハンカイソウは見頃。コバギボウシは蕾がまだ多いが、素晴らしい群生。ヌマトラノオは、まだ蕾。


竜神平を散策


ハンカイソウ 
大型の山野草で、よく目立つ。ちょうど見頃
コバギボウシ
まだ蕾が多いが、素晴らしい群生。


ハンカイソウ コバギボウシ


ササユリ
竜神平の入り口で一輪咲き残っていた。
ノギランの蕾
ネバリノギランの様に、蕾をさわっても粘らない。


ウツボグサ タチカモメヅル

■風穴に下る。
 竜神平を散策した後、14時過ぎに風穴に下る。下りは約40分ほどで風穴に到着。しばらく冷気で涼みながら休む。ヒマラヤのケシが栽培されており、青い花が咲いていた。 
風穴の冷気に当たりながら、青いケシの花を見て涼む。


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