2005年6月18日 (1/2) 東之川から台ヶ森経由で、瓶ヶ森に登る。
下りは、西之川登山道を歩く。
1896m

■瓶ヶ森
 昨年の7月23日に、東之川か西之川から瓶ヶ森に登ろうと登山口まで行ったが、アブの大群の攻撃を受けて断念した。今年こそはと思い、まだアブの大量発生していないこの時期に、東之川登山口を目指して、早朝4時40分に家を出発する。
  途中、コンビニで買い出しをする。194号線の橋の手前の分岐を右折して東之川に向かう。石鎚のロープウエイ乗り場を越えるとすぐに、西之川と東之川の分岐の橋、ここを左折して東之川を目指す。
 5時30分に、登山口近くの駐車場に到着する。準備をしていると、地元の方が出てきたので、少し話をする。登山道の様子を聞くと、案内板や目印の赤いテープがあるので、良く確認しながら歩くと大丈夫とのアドバイスをもらう。
 瓶ヶ森への東之川登山道は、崩壊のために登山口とルートが変更になっている。駐車場から少し下った橋のところが、現在の登山口になっている。 
 
 
瓶ヶ森のベニドウダン

 カシミール3Dによる瓶ヶ森
【登り】 東之川登山口 → 台ヶ森 → 瓶ヶ森
【下り】 瓶ヶ森 →  瓶壺  → 西之川登山口

  ◇高度データ
   東之川登山口:約600m
   西之川登山口:約600m
   台ヶ森     :1500m
   瓶ヶ森(男山):1838m  
   瓶ヶ森(女山):1896m
◇コースタイム
 家を出発 (4:40) → 東之川登山口駐車場 (5:30)
 東之川登山口出発 (5:45) → 新道と旧道の分岐 (7:20) 
  → 台ヶ森 (8:35〜9:05) → 瓶ヶ森キャンプ場 (10:10)
  → 瓶ヶ森 男山 (11:05〜11:15) → 瓶壺 (11:50〜12:00)
  → 西之川登山口 (14:40) →(東之川まで林道を歩く)
  → 東之川登山口駐車場 (16:05)
         *家から36Km

■東之川登山口を出発
 準備をして5時45分に出発する。
 登山口からは、植林の中を歩く。早朝のため鬱蒼としている。植林の林床がシダに被われたところや、古い石垣の跡など、しばらくは周りを眺めながら歩く。植林の中を歩くルートが結構長い。しかも急坂の連続。はじめからがんばりどころ。
 
 植林の中の登山道は、横にそれてしまいそうなところも結構あるが、案内板と、赤いテープが頼りになる。地元の人がアドバイスしてくれたように、良く確認しながら歩く。テープについてはいろんな見方があるようだが、初めてのルートの、しっかりとしたテープは、心強い。

 崩壊によって少しルートが変更になっている。
現在の登山口。


石垣沿いの急坂を登る。 きれいな案内板と赤いテープが心強い。


植林の林床にはシダがびっしり 植林が長々と続く。


高度を上げるにつれて、ルート沿いに山草が目立ってくる。やはり自然な環境の中を歩く方が気持ちいい。


■新道と旧道の合流点

 昭文社の山と高原地図を見ると、途中から新道と旧道に分かれているが、新道コースは崩壊のため、通行止めになっている。
 新道と旧道の合流点に7時20分に着く。ここを越えてしばらく歩くと、植林から自然林に変わる。やはり山歩きは自然林が気持ちよい。ルートもあまり荒れたところもなくて、迷いそうな所もない。山草も元気よく育っている。

 新道との合流点。 案内板には”新道コースは崩落のため危険ですから新道コースを利用しましょう。”と書かれてある。 瓶ヶ森まであと3km、距離的にはほぼ中央点。


自然林になると、数多くの山野草が育っている。
野鳥のさえずりも絶え間なく聞こえるが、姿は見えない。



コルの分岐
 登山道を歩いていくと、分岐のコルに到着。ここにもしっかりとした案内板が立てられている。 案内板には、台ヶ森まで0.1km、瓶ヶ森まで1.9km の表示。
 ここを、左に行くと瓶ヶ森、右に行くと台ヶ森。  この分岐を右に折れて、台ヶ森を目指す。ここからは、100mほどなので、すぐ。
 

■台ヶ森

 東之川登山口から約3時間弱。8時35分に台ヶ森に着く。片側が大きな岩場なっていて、いろんな山草が自生している。台ヶ森のピークのスペースは、あまり広くない。

 ここから、石鎚やこれから目指す、瓶ヶ森の笹原が望める。ここで、おにぎりを食べて、30分ほど時間を過ごす。
台ヶ森のピーク


蝉の抜け殻。自然の森の中で、わざわざコンクリートの支柱を選んでふ化しているのは、なぜ?


台ヶ森から望む石鎚。山頂は、雲に隠れている。 瓶ヶ森の笹原も見える。



◇台ヶ森の山野草と樹木の花


 岩場には、イワキンバイ、ギボウシの若葉、イヨノミツバイワガサ等が自生している。 20cmほどしかない小さなヒメウツギが、岩にしがみついて、咲いている。 イワキンバイはまだ小さな蕾。
 
 シロドウダンやベニドウダンも多く、調度見頃の頃。
ちょうど見頃の、シロドウダン


ギボウシ イワキンバイの堅いつぼみ。


イヨノミツバイワガサ ヒメウツギ
岩に自生して、花を咲かせている。


コツクバネウツギ、2枚まれに3枚の萼片 ベニドウダンも見頃


■台ヶ森から瓶ヶ森へ

 台ヶ森で30分ほどのんびりしてから、瓶ヶ森を目指す。ここからの登山道も、自然豊かで、ブナやシャクナゲも見られる。
 シャクナゲは、すっかり花期は終わっているが、花跡が多く見られる。今年はシャクナゲも当たり年だったようだ。

 広葉樹の自然林で、保水も高いようで、山草も元気に育っている。それぞれの季節で色んな花が楽しめそうな雰囲気。
ブナと生い茂っている山草。


広葉樹の自然林 バイケイソウもつぼみを付けている


視界が広がってくる。もうすぐ瓶ヶ森の氷見二千石

■瓶ヶ森
 台ヶ森からの登山道を抜けると、広々としたキャンプ場に出る。ここからは氷見二千石と呼ばれている、笹原を歩く。笹原の麓のトラバース道を横切って、男山を目指して歩く。途中のお気に入りの白骨樹は、じっくりと眺める。11時5分に男山のピークに立つ。
 今日は霞んでいて、薄曇り状態なので、展望はあまり良くない。

 男山のピークで、昭文社の山と高原の地図を眺めながら、下りのルートを迷う。東之川から登って、東之川に下るコースのつもりでいたが、西之川登山道も歩いてみたい。西之川に下りると、1時間半ほど林道を東之川まで歩かないといけない。 せっかくなので西之川に下りることにする。
 女山はパスして、瓶壺を目指して下る。
薄く曇りの天気で、石鎚も霞んで見える。


お気に入りの白骨樹。いつまでも立っていて欲しい。 子持ち権現
奥に筒上山と手箱山が霞んでいる。





◇瓶ヶ森の山野草

 
 今の時期、瓶ヶ森の大笹原では、ツマトリソウが一番目立っている。ところどころで群生もしている。ピンクに縁取られた花を探してみたが、見つけられなかった。
 
 やっと咲き始めたトゲアザミや、タカネニガナも多い。ショウジョウバカマの花の跡も目に付く。
ツマトリソウ

トゲアザミ タカネニガナ


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