2005年3月5日〜6日 (1/1) 石鎚水源の森くらぶで炭焼き体験。
竹ぼうき作り、けやきの植林、枝打ちもする。
(番外編)


■3月5日 炭焼き


 石鎚水源の森くらぶの毎年恒例の炭焼き。西条の山間部の小学校の閉校跡に9時に集合。
 天気予報では、雪マークが付いていたが、何とか天気は持ちそうな気配。

 炭焼きの窯は、ドラム缶を利用して作ったもの。昨年の台風で加茂川の水が溢れてきて浸かってしまったが、関係者の方の努力で、復旧してくれていた。
  
 
煙が出ているところで、炭焼き
山の斜面には、まだ台風の爪痕が残っている。



◇炭窯の点火

 炭焼きの手順の説明を聞く。くぬぎの原木と竹を使用する。5人程度の10グループに分かれる。僕は10号窯の担当。ベテランさんに教えてもらいながら、作業を進めていく。
 まずは、説明を聞く


ドラム缶の奥には、炭の材料となるくぬぎの原木が入っている。 まずは点火。 木をくべながら、団扇で扇いで、熱を窯の奥に伝える。暑い作業が続く。


向かいの山の斜面は、台風の土砂崩れで竹がなぎ倒されている。この竹をエントツに利用する。 エントツを取り付ける。




竹のエントツから垂れる木酢を、バケツや竹筒で受ける。


■猪鍋を食べる。

 煙の勢いが増して、一段落したところで昼食。恒例の猪鍋とおにぎりを準備してくれていた。
 猪鍋は、みそ味と醤油味の二つのなべがあって、どちらもおいしい。




■炭窯を塞ぐ。


 ドラム缶の炭窯をふさぐタイミングは、煙の色や、煙の温度で決める。 10個の窯が並んでいると、微妙な煙の色の違いが良くわかる。灰色がかった煙の色が、白くなり、そのうちに青っぽくなって、さらに少し透明になってくる。

 煙の温度はマッチの点火する時間で計ることも教えてもらう。 炭窯の奥をのぞき込んだり、煙の色や温度をチェックしながら、窯に蓋をするタイミングを図る。
炭窯の奥で赤々とおこっている。


煙の色が青っぽくなって、煙の温度も十分に高くなったタイミングで、窯に蓋をして、土をかぶせる。さらにエントツも土で完全に塞いで、窒息して消化する。 最初は、一滴、一滴したたり落ちる程度だった木酢が、気が付くと結構溜まっていた。溜まった木酢をペットボトルに入れていく。 我が家では、庭の草木の防虫剤としてよく利用している。


■竹ぼうき作り


 炭焼きの合間に竹ぼうきを作る。まずは竹ぼうきの材料となる竹を採りに山の斜面を登っていく。
 台風による斜面の崩壊で、竹林が崩れている。倒れている竹の中から、適当な竹を斬る。
 
 竹ぼうき作りは、簡単そうに見えて、いろいろと小細工が必要で、結構難しい。しばらく作っている様子を見ていたが、断念して炭焼きに戻る。
竹ぼうきの材料になる竹を求めて斜面を登る。


竹を担いで運ぶ。 竹ぼうき作り、結構難しそう。

◇朝9時から、合間に竹ぼうきなども作ったり、猪鍋を食べたりしながら、一日炭焼きを楽しむ。明日の窯だしが楽しみ。



■3月6日 植林、枝打ちと窯だし


 炭焼き2日目、今日は窯だしの前に、ケヤキの植林と枝打ち作業をする。 昨日に続いて天気予報は雪マークが付いていたが、青空。
 まずは、今日の予定を説明を聞いてから、加茂川水源の森に歩いて向かう。

今日の予定の説明を聞く。山での植林と枝打ち作業があるため、ヘルメットを着用する。


加茂水源の森に、ケヤキの幼木を植林する。



■窯だし
 
 ケヤキの植林や枝打ち作業の後に、11時頃から、 窯だし作業を行う。 炭の出来具合を楽しみにしながら、窯の上やふたにかけた土を取り除いて、 ふたを開ける。 10番窯は、煙の色が白から青っぽく変化するのがよく分かったので 期待する。





 炭は、白っぽくなって少し焼きすぎているようにも見えるが、 自分の中では、十分な出来具合、まずは満足。 来年は、もう少し早く消化した方がいいのかもしれない。

 それぞれのグループが、自分たちが作った炭を眺めて、 納得したり、反省したり、出来具合を楽しむ。 断面が光沢を持って光っている見事な炭もある。

 最後に、昼の弁当と、昨日に続いて猪なべを食べて、 なんといっても自分たちで焼いた炭に、満足して、 2日間の炭焼き体験を終了する。
この画像は、”加茂の荒獅子”のHPから頂きました。


炭のできばえに、満足顔。