2006年10月8日 (1/2)

紅葉の石鎚
南尖峰から原生林の広がる北沢を下り、
御来光の滝と初対面。

1982m

■石鎚から北沢、御来光の滝
 
松山のNさんに案内してもらって、石鎚山頂から北沢へ下って御来光の滝と初対面の予定。御来光の滝からは、沢を下って長尾尾根展望所へのルートを歩く予定。石鎚山頂から後のコースは、全て自分にとっては初めて歩くコース。
 快晴の天気予報、山頂の紅葉の見頃の時期とも重なり、絶好のタイミング。

 朝5時に家を出発する。まだ真っ暗で、月や星が輝く。途中で先輩Kさんを乗せて194号線、瓶ヶ森林道経由で土小屋を目指す。寒風山トンネル手前からは、旧道を走る。 瓶ヶ森林道に入ると、ガスがかかってきて、視界も悪くなる。空も完全に雲に覆われている。
 土小屋に着いたのが、7時前。この時間で、周辺の駐車場はすでに満車状態。こんな混雑は初めて、今日は相当人が多そう。土小屋で、しばらく休憩するが、空はどんよりして風が強くて寒い。外気温は7度。
 
 Nさんとの待ち合わせ場所、御来光の滝の登山口、長尾尾根展望所までスカイラインを下って走る。長尾尾根展望所で7時20分に、Nさんを乗せて、再び土小屋に向かう。Nさんの車は、今日のコースの終着点、長尾尾根展望所の駐車場に止めておく。

 車で溢れている土小屋を抜けて、石鎚国民宿舎の下にある大駐車場に車を止めて、準備をする。 あいかわらず風が強くて、雲に覆われている。

  
紅葉の墓場尾根

 カシミール3Dによる石鎚山 (黄色のルートを歩く)
【登り】 土小屋 → 北壁トラバース道 → 石鎚山頂
【下り】 石鎚山頂(南尖峰) → 北沢 → 御来光の滝 →長尾尾根展望所

  ◇高度データ
    土小屋登山口:1492m
    天狗岳     :1982m
    弥山      :1974m

    長尾尾根展望所:約1200m
  
◇コースタイム
  家を出発(5:10) → 土小屋 → 長尾展望台(7:20) 
  → 土小屋駐車場(7:35)
  
  土小屋出発(7:40) → 東稜基部(8:40〜8:50) → 鳥居(9:25)
   → 石鎚山頂(9:50〜10:50) →大砲岩(10:55〜11:07)
   →北沢F5&F6(13:22〜13:41)
   →北沢・中沢・西沢の合流点(14:30)
   →御来光の滝(15:04〜15:16)
   →七釜(16:20〜16:30)
   →沢のコーヒーブレイク(17:15〜18:00)
   →長尾尾根展望所(18:45)


■土小屋登山口を出発

 快晴の天気予報を信じて、7時40分に石鎚を目指して出発する。石鎚山頂も、雲に覆われていて姿が見えない。
 途中にある、山頂のビューポイントもそのまま通り過ぎる。
 尾根筋や北面の山麓を歩くときには風もかなり強い。濡れている登山道に、多くの登山者が続く。

 登山道には、リンドウが目立つ。アサマリンドウはわずか。タカネオトギリの葉は、赤く色づいている。 アキチョウジやミヤマヒキオコシも咲き残っている。
 長尾尾根展望所からの御来光の滝。
今日、御来光の滝と初対面の予定。


ガスで霞む登山道を歩く。



■東稜基部からトラバース道を歩く


  8時40分、東稜基部に着く。 今日の予定は、北麓のトラバース道を歩いて、山頂目指すコース。
 
 風が強くて雲がかかっている天候のため、東稜コースに向かう人は、ほとんどいないようだ。快晴の天気なら、今の時期の東稜コースは相当賑わうはず。

 ここで、Nさんの友人のKAさんと合流、先輩Kさんと僕の4人のメンバー。
 
 東稜基部。
ガスで霞んだ天気、東稜コースに向かう人はほとんどいない。


 
 10分ほど休憩して、北壁トラバース道を歩く。
 ガスで霞んだ木道、登山道は濡れて、少し滑りやすい。

トラバース道には、夏の高山植物、アキノキリンソウ、ミソガワソウ、オオマルバノテンニンソウ、シコクフウロ、レイジンソウ等が、わずかに咲き残っている。 ハガクレツリフネは、夏期が長いのか?咲いている花も結構ある。秋の白いキク科の花も目立つ。


レイジンソウ


ハガクレツリフネ リンドウ


シコクフウロ ミソガワソウ


イシヅチウスバアザミ オオトウヒレン




■鳥居、巻き道を登る。

 9時25分、成就社からの表参道との合流点、鳥居に着く。ここでも、多くの人が休憩している。

 しばらく立ち止まって休憩後、弥山目指して、階段の巻き道を登っていく。

 鳥居を越えて、巻き道になると、紅葉も目立ってくる。空は雲に覆われているが、少し明るくなった気もする。 期待して頂上を目指す。
 土小屋ルートと成就社ルートとの合流点、鳥居。


巻き道になると、紅葉が始まっている。

■石鎚山頂
 9時50分、弥山に着く。
 弥山の最高点には、石鎚神社の本殿、その背後には、まだ新しい白石小屋がある。戦時中には、この場所に気象観測所が建てられていたらしい。
 
 周辺は、登山者で溢れている。愛媛の他の山に比べて、圧倒的に登山者が多い山だが、これほど多いのは初めて。天狗岳方向に向けて、カメラをセットした三脚も並んでいる。

依然として風が強くて、ガスに覆われていて弥山から天狗岳は、全く見えない。頂上の人混みを避けて、岩場の陰で、しばらく休憩する。
混雑の、石鎚山頂(弥山)


ガスで霞む弥山。 晴れるのを待っている。


背後に霞む弥山 天狗岳目指して歩く。


シロドウダン クロソヨゴ


ナナカマド

弥山から、天狗岳、南尖峰と、約360m続く石鎚山頂の岩峰を歩く。風が強くて、岩も濡れているので、慎重に歩く。 ガスが流れて、少し見通しが良くなると、弥山の大観衆から歓声が上がる。

 山頂の岩場は、シロドウダン、ナナカマドなどの真っ赤な紅葉がちょうど見頃。青空のバックを期待したが、白く霞んだ紅葉も、やさしく美しい。
天狗岳を越えて、南尖峰まで歩く。
霞んで見える、天狗岳 石鎚山頂は、紅葉の見頃


真っ赤なシロドウダンの紅葉


■大砲岩・墓場尾根に下る


 10時50分に、南尖峰から大砲岩・墓場尾根を目指して、急坂を下っていく。大砲岩まで下ると、眼下に白く霞んで見える墓場尾根。しばらく休んでいると、急にガスが流れて、見通しが良くなる。

 墓場尾根周辺の紅葉がすばらしい。石鎚南麓に広がる原生林も一望できるようになった。これから、この原生林を下って、北沢を目指す予定。
 東稜コースも見渡せるようになったが、誰も歩いていない。天気も回復してきたので、これから東稜コースを登ってくる人も増えてくるだろう。
霞んで見える墓場尾根。





 大砲岩でしばらく休んでいると、ガスが急に流される。

 大砲岩から見下ろす墓場尾根の紅葉が鮮やか。





 
 石鎚南麓に広がる原生林。

 この原生林を歩いて北沢まで下る。楽しみなルート。
 


南尖峰のとんがった岩峰。


東稜コース、天気が回復、これから歩く人が増えそう。


紅葉の柱状節理 高知方面の山並みが広がる。


■墓場尾根を巻いて下る


 11時7分、大砲岩から、墓場尾根の西側を巻いて、下っていく。 大砲岩からは、初めて歩くルート。

 墓場尾根からは、テープも踏み跡もない。Nさんをトップにして、樹木や笹をつかみながら、急坂を慎重に下っていく。
青空&紅葉の大砲岩を見上げる。





 大砲岩が青空に向かってそびえ立つ。

 周辺の紅葉も見頃。


西ノ冠岳も、雲から姿を現す。 笹をつかみながら急坂を下る。






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