2007年10月13日〜14日(1/2) 赤石山荘に八巻山の御山祭りと祝宴。
翌日は、前赤石山・物住頭・西赤石山から
銅山越えの秋の縦走コースを歩く。
八巻山 → 物住頭 → 西赤石山 → 銅山越

■八巻山の御山祭り
 八巻山の御山祭りと翌日は、赤石縦走。
 予定は、13日(土)の14時から八巻山で御山祭り、そのあとは赤石山荘で祝宴、泊まり。14日(日)は、赤石山荘から前赤石山をトラバースして、物住頭・西赤石山・銅山越えまでの赤石縦走を計画。

 今回のメンバーは、啓さん、松さん、片ちゃんと日帰りのくろもじさんとキララ☆さんの6人で参加。途中のコンビニで、今日の昼の弁当と、明日の補食の買い出しをして、集合場所の山根公園に向かう。 山根公園周辺はのぼりなどが立てられて、新居浜祭りの準備万端。
 全員そろったところで、片ちゃん、松さん、キララ☆さんの車に分乗して8時過ぎに出発する。
  別子はな街道を走ってまずは、明日の縦走コースの終着点、日浦登山口に松さんの車をデポする。日浦登山口の駐車場は満車状態で、周辺にも車があふれている。中型のバスも駐まっている。出発の準備をしている中には、花束などを持った人もいる。銅山越えで催し事があるようだ。

 今日の出発点、瀬場登山口に着いたのが、9時10分、ここも御山祭り参加者の車で、満車状態。近くのスペースに車を駐めて準備をする。
 すでに駐まっている赤石山荘主の安森さんの車から、歩荷を頼まれた御神酒や花火、つまみなどをみんなで分担して担ぐ。ぼくは一升瓶の御神酒をかつぐ。これがなかなか応える。今日もスローペースになりそう。 
祭りの装いの赤石山荘


カシミール3Dによる赤石山系(白色のルートを歩く) 
【10月13日】 瀬場登山口→赤石山荘→八巻山→赤石山荘(泊)
 【10月14日】 赤石山荘→物住頭→西赤石山→銅山越え→日浦登山口 

 ◇高度データ
   筏津登山口:約650m
   赤石山荘 :約1550m
   八巻山   :1682m
   物住頭   :1634m
   西赤石山 :1626m
   銅山越え :1294m
   日浦登山口:約830m
     
           
 ◇コースタイム
 【10月13日:土曜日(晴れのち曇り)】
  山根公園出発(8:15) → 瀬場登山口(9:10)

  瀬場登山口出発(9:30) → 一本橋(10:40〜10:55)
   → 二本橋(11:55〜12:25 昼食) → 赤石山荘着(13:45)
  八巻山へ出発(14:00) → 八巻山で御山祭り(14:30〜15:30)
   → 赤石山荘(15:55) → 祝宴(17:00〜 )

 【10月14日:日曜日(曇り一時小雨)】
  赤石山荘出発(9:05) → 物住頭(10:45〜11:00)
   → 西赤石山(12:10〜12:40 昼食) → 銅山越え(14:10〜14:15)
   → ダイヤモンド水(14:55〜15:20 コーヒーブレイク)
   → 日浦登山口(16:05)


■瀬場登山口を出発
 
 9時30分、まずは写真を撮って出発する。快晴だが、昼から曇り空の予報で少し心配。しばらくは樹林帯のコースで、やや急坂。涼しいが、ザックの重さが応える。

 樹林がとぎれて展望が開ける場所からは、東赤石山頂がくっきりと見える。空は秋晴れ、何とか夜までこの天気が持って欲しい。

 途中で何度も立ち止まりながら、まずは最初の休憩ポイント、一本橋を目指す。 
がんばって、登りましょう。


秋晴れの天気、東赤石山頂が展望。


アサマリンドウ、日射しを受けて少し開く。 アケボノソウ


■瀬場谷の一本橋

 9時40分、瀬場谷コースと東赤石直登りコースとの分岐、一本橋に着く。ザックをおろしてゆっくりと休憩する。沢からの風が涼しくて快適。

 15分ほど休憩して、次の休憩ポイントの二本橋を目指す。ここからしばらくは、植林帯の中の急坂が続く。瀬場谷コースの正念場。

瀬場谷の一本橋


瀬場谷、ここを黒い野鳥が飛び去っていく。 ジンジソウ、瀬場谷周辺で小群落


ジンジソウ イシヅチウスバアザミ


青いどんぐりの謎が、初めて解けた。
風の森で、芽を出すかな?
きのこの季節。 鍋に入れると美味しそう。
見分けが付かないので手が出せない。


■二本橋から瀬場谷コース

 一本橋からちょうど1時間、二本橋につく。
いつもは、ここで正法寺の白装束のお二人が、コンロで食事をしているのだが、今年はいない。いつもより遅いので、先に登っているのだろう。ちょうど昼の時間なので、ここで昼食を取る。
  
 ここから一雄坂の取り付きまでは、瀬場谷沿いの緩やかなコース、ほっとするところ。12時25分に、二本橋を出発する。
瀬場谷の二本橋


二本橋で休憩していると、ウエットスーツにヘルメット、沢用のゴム靴で装備した3人の河童さん。
さっそうと、沢の真ん中を登っていく。 しばらく見とれてしまう。


赤石の日本庭園を眺めて、一息 ノリウツギの咲き残り




 
 瀬場谷沿いのコースを歩く。沢の流れを聴きながら、涼しい風で快適に歩く。

 自然林が続くゆるやかなルートが続く。

 瀬場谷の東赤石ルートは、標高差が1000mもあり、急坂も多いが、休憩ポイントの沢や、変化に富んだルートが疲労感を軽くしてくれる。


河童さんが沢を登っていく。 正面に切り立った水量のある滝。
ここは巻いて登るだろうと思って見ていると、水量の多いルートを正面突破。みんなで歓声を上げる。
泳いだり、水流の滑り台を楽しんでいる。 かっこいいけど、マネはできない。


赤石の清水
キララ☆さんの背負っている花火は、今夜の楽しみ
ミヤマガマズミ


ミヤマガマズミの赤い実 アクシバの赤い実



■一雄坂の取り付き

 13時15分、瀬場谷コースの最初の沢を渡る。ここが一雄坂の取り付き。今回、由来の一雄さんがアクシデントで来られないのが残念。
 ここからは急坂が続くが、30分ほどがんばれば、赤石山荘に着く。

 途中でホラ貝が響いてくる。
一雄坂取り付きの徒渉点


急坂が続く アサマリンドウからリンドウに変わる


アキノキリンソウ 八巻山の岩稜が見えてくる。
残念ながらガスに霞んでいる。

■赤石山荘
 13時45分に赤石山荘に着く。なんとか間に合って良かった。山荘は鮮やかな幕が張られて、すっかりと準備が終わっている。

 先に着いているみなさんも、そろそろ八巻山の登る準備をしている。小休止して、御神酒の一升瓶を背負って八巻山に向かう。

 瀬場の登山口では秋晴れの青空だったが、雲に覆われて、八巻山はガスに霞む。山荘前から岩場を直登して、咲き残った花を眺めながら八巻山を目指す。 ホシガラスの鳴き声、飛ぶ姿も遠くに見える。
赤石山荘、祭りの装い


真っ赤な屋根が目立つ、赤石山荘。 酒宴の準備を終える。


岩場を直登して八巻山を目指す。 正面の奇岩は、”おかめ岩”


五葉松、紅葉が進む。


コウスユキソウ タカネマツムシソウ、咲き残りが2輪


イナカギク、まだ見頃が続く シラヒゲソウ、花は終わり


■八巻山の御山祭り
 予定より30分遅れて、14時30分から、八巻蔵王大権現の御山祭りが始まる。僕は今回で3回目、参加者は、30人を越えている。四国各県からだけでなく、広島や岡山からの参加者も多い。

 約1時間の御山祭り。護摩、安森さん作詞の八巻唱歌、万歳三唱、乾杯と、啓さんの司会進行で進む。
 
 御神酒で少し暖まったが、雲に覆われて、山頂に吹く風は冷たい。約1時間の御山祭りを終えて赤石山荘に下る。
ちょっとしたトラブルで、今年は開かずの御神体。
担いできた御神酒を供える。




正面に東赤石山、右に大座礼山の山頂。 雲海からのぞく。


左奥に、エビラ山・二ツ岳 左の独立峰は、赤星山

■祝宴
 
赤石山荘に戻って、恒例の一杯飲んで足取り怪しいくろもじさんと、キララ☆さんが下山する。

 これから、祝宴の準備。それぞれのグループが、歩荷した食材で料理をはじめる。ぼくらは、啓さんに準備して頂いた西条名物の芋炊き。山荘の鍋を借りて準備する。それと、みんなで持ってきたお米1.2升を羽釜に入れ、土の竃(かまど)で炊きあげる。

 食事の準備もおおかた出来たところで、17時から祝宴の始まり。祝宴場所は、山荘前の庭、八巻山が暗がりの中、うっすらと見える。やはり室内より外の方が気持ちいい。これで星空が見えれば最高なのだが。
 祝宴は正法寺代表の挨拶で始まる。若い方でこの方も安森さんの教え子とのこと。安森さんの挨拶と続いて酒宴が始まる。
羽釜の炊き出し、今回は松さんがトライする。
土佐の料理人のアドバイスもあり、美味しく炊きあがる。 
いい具合のお焦げも付く。


安森さんの挨拶 芋炊き。啓さんの奥様、ありがとうございます。
最後に雑炊もして、一滴残らずたいらげました。



 ビール、酒、焼酎でアルコールのピッチも上がる。

カツオや讃岐地鶏など、他のグループからも次々と料理が回ってくる。極めつけは、安森さんが歩荷して、土佐の料理人がさばいた刺身。大皿にきれいに盛りつけされている。

 みなさんのライフワークの話や、達者な芸で大いに盛り上がる。


 すっかりと花火男に定着した片ちゃん、最後にキララ☆さんが歩荷してきた花火で締める。

 花火が終わった後、8人ほどで満室になった管理人部屋でしばらく団らん。部屋の薪ストーブが暖かくて心地いい。徳島や岡山の先輩方と山や山草の話をする。安森さんが寝込んだところで、お開き。今日は、福岡からの山の会のパーティー10名も含めて40人ほどが泊まる。八巻の間の空いているスペースに潜り込んで寝る。


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