2007年5月19日 (1/1)

深く霞んだ春の石鎚山、
展望はなかったが、アケボノツツジ、イシツチザクラが咲く。

1982m

■石鎚山
 春の石鎚山へ向かう。天気がよければ東稜コースも歩く予定。朝起きると少し青空が見える。今日の天気は曇り、昼過ぎから晴れ間も広がる予報。 家を6時40分に出発して、西条の集合場所に7時到着。一緒に行く会社の仲間4人が揃ったところで、車1台に同乗させてもらって出発する。
 194号線から旧道を走る。旧寒風山トンネルを抜けたところが瓶ヶ森林道の入り口。寒風山登山口にもなっていて、すでに5台程度の車が止まっている。
 曇り空で、瓶ヶ森林道を走る頃には、ガスで霞んでくる。瓶ヶ森が近くなると、ますます深く霞んできて、雨も降り始める。視界は10m程度。

 8時50分、土小屋に着く。周辺には50台程度の車が、駐車している。 

 雨が降り続く、外に出ると風も強くて寒い。しばらく様子を見ることにする。
石鎚のアケボノツツジ


 カシミール3Dによる石鎚山 (黄色のルートを歩く)
【登り】 土小屋 → 北壁トラバース道 → 石鎚山頂
【下り】 石鎚山頂 → 北壁トラバース道 → 土小屋

  ◇高度データ
    土小屋登山口:1492m
    天狗岳     :1982m
    弥山      :1974m
  
◇コースタイム
  家を出発(6:40) → 土小屋登山口(8:50)
  
  土小屋出発(9:35) → 鳥居の分岐(12:05〜12:15)
   → 石鎚山頂(12:35〜14:20)
   → 土小屋登山口(16:25)
      *家から約65km


■土小屋登山口を出発


 何とか雨も小降りになって、風も少し弱くなってくる。周辺で待機していた他のグループも、雨具を着て、石鎚や岩黒山に向けて出発。
 準備を始めて、9時35分に土小屋登山口を出発する。

 登山口には、”石鎚山頂まで4.6km”の道標。しばらくは、なだらかな登山道を歩く。雨はほとんどやんできたが、時折強く吹く風が冷たい。
 霞む登山道を歩く。
 
  土小屋登山口。
会社の若者3人と一緒に出発。


なだらかな登山道 写真を撮りながらゆっくり歩く


トサノミツバツツジ コヨウラクツツジ


ガスに霞む登山道を歩く。 雨で濡れている。


ささ原とぶな林 ガスが風でとばされて、少し視界が広がる





◇アケボノツツジ
 
 土小屋ルートのアケボノツツジはちょうど見頃。霞んだアケボノツツジも美しいが、青空になることを願う。





 単独で自生しているアケボノツツジが多い。群生は、ほとんど無い。




2人が、一眼デジカメを持ってきている。ゆっくりと写真撮影。


少し、空が明るくなってきた。






ぶな林のささ原に、アケボノツツジが霞む。


オオカメノキ アケボノツツジ


シハイスミレ




土小屋ルートで目立つのがスミレ。
時期は少し遅いが、まだ咲いている花も多い。


フモトスミレ タチツボスミレ


ショウジョウバカマ ワチガイソウ


■東稜基部から
   トラバース道を歩く
 
 丸太のイスが置かれている東稜基部に着く。あいかわらずガスに霞んでいる。
 天気がよければ東稜コースを登る予定にしていたが、北壁のトラバース道に変更する。頂上で天気が回復すれば、下りで東稜コースを下ることにする。

 しばらく休んで、北壁トラバース道を歩く。
東稜基部の分岐の休憩所


北壁トラバース道のぶな林、


野鳥のさえずりが、気持ちよく響く。
声は近いが、姿はなかなか見せてくれない。
石鎚山頂まであと1kmのポイント。
ここまでで3.6km歩いてきた。


整備されている木道


ヤマヤナギ シロモジ





◇オオカメノキ

土小屋ルートのオオカメノキも見頃。登山道で今の時期最も咲いている樹の花。

 アケボノツツジの赤とオオカメノキの白が楽しませてくれる。








 トラバース道のお花畑では、ヤマシャクヤク、バイケイソウ、シコクブシが群生して育つ。


エンレイソウ ナツトウダイ


ヤマシャクヤクはまだ蕾 マイヅルソウも蕾


バイケイソウやヤマシャクヤクが育つ ルイヨウボタン、そろそろ咲き始め





◇イシヅチザクラ

 花を下向きに咲かせるイシヅチザクラ。葉が少し展開しはじめている。




■鳥居、巻き道を登る。

 12時5分、成就社からの表参道との合流点、鳥居に到着。 ここで、10分ほど休憩する。ガスは霞んだまま。時折強い風も吹いてじっとしていると寒い。

 ここからは、鎖と巻き道に分かれる。若者2人は、初めての鎖に挑戦するという。頂上で合流しようと言うことで、ここで分かれて登る。
 鳥居の分岐


立派な階段の巻き道 イワカガミ、蕾もまだ


■石鎚山頂
12時35分に、石鎚山頂弥山に着く。
 深く霞んで、全く展望は無い。雨は降っていないが風も強くて寒い。
 鎖に向かった若者2人が遅れて登ってくる。話を聞くと、強風と、寒さと、濡れて滑る鎖に10mぐらいのぼって、退散して巻き道を登ってきたらしい。
 湯を沸かしてカップラーメンの昼食。外は寒いので山頂小屋でゆっくりと休憩させて頂く。小屋の中はストーブが焚かれ、暖かい別世界。
 
 石鎚、弥山の山頂小屋。 展望は全くない。


展望のきかない山頂には20人ぐらいの登山者。みんなカッパを着て寒そうにしている。





 山頂小屋で休憩しながら、ガスが晴れるのを待つが、深く霞んだまま。

 強風の中、天狗岳まで向かう。ますます風が強くなり、寒い。岩も滑って滑りやすいので、途中で断念する。


天狗岳への岩場を進む。 濡れた岩場は滑りやすく強風もやまない。 途中で引き返す。




稜線のイシヅチザクラもわずかに咲き始め イシヅチボウフウも育つ


弥山山頂

■トラバース道で下山する

 弥山山頂で2時間近く天気の回復を待ったが、深く霞んだまま。風もやむ気配がない。
 山頂で晴れたら、東稜を下ろうと思っていたが、トラバース道を下ることにする。
 
 14時20分、弥山を下る。登山口に着いたのが、16時25分。

 霞んだアケボノツツジも美しいが、山歩きには青空の方がいい。