2007年7月21日 (1/2)

土小屋登山口から、石鎚山麓の散策。
夏の石鎚の高山植物が、咲き始める。

(1982m) 

■石鎚山
 今日は、松山のKさん、Nさんと高知のIさんと一緒に石鎚山麓の山歩きの予定。
昨晩、松山では激しい雷雨だったらしい。今日行けるかどうか心配したが、なんとか天気は快方に向かっている。
 早朝、少し小雨がぱらつく中、待ち合わせ場所の土小屋を目指して、出発する。天気予報は、昼前頃から雨が止んで曇。
 194号線で、寒風山トンネルを抜けて、旧道を上がる。瓶ヶ森林道を走る頃になると、雨が少し強くなる。霧もかかって視界が悪い、慎重に運転する。台風の影響で落石も見られるが車の走行には問題ない。瓶ヶ森を過ぎる頃から、雨も止んでくる。

 8時10分、土小屋の登山口に着く。石鎚スカイラインは、台風の影響で昨日までは通行止め。通れるようになったのは今朝から、天気も曇り空ということで、駐車場の車は少ない、5台ほど。
石鎚山麓の岩場で咲き誇る、イワキンバイ


 カシミール3Dによる石鎚山 (黄色のルートを歩く)
 土小屋 → 北壁トラバース道 → 石鎚山麓 → 北壁トラバース道 → 土小屋

     ◇高度データ
      土小屋登山口:1492m
      石鎚山頂    :1982m
      
  
◇コースタイム
  家を出発(6:15) → 土小屋登山口(8:10)
  
  土小屋出発(8:35) → 東稜基部(9:50〜10:05)
     → 鳥居(11:20〜11:25) → 面河道分岐(11:50) 
     → (石鎚山麓散策) → 面河道分岐(16:00)
     → 土小屋登山口(17:20)
              *家から約65km

■土小屋登山口を出発

 準備をして、8時35分に、土小屋登山口を出発する。あいかわらずガスがかかって、展望はほとんどないが、雨の心配は無さそう。
 登山道には、オトリギソウの仲間やアキノキリンソウも咲き始めている。ヒヨドリバナは、まだ蕾。

 ”ホーホケキョ”の鳴き声がすぐ近くで聞こえる。探してみると、少し離れた白骨樹の上でホトトギスが鳴いている。白く霞んだ、シルエットが見える。

 途中で、石鎚山頂が展望できる休憩ポイントがあるが、山頂は全く見えない。
  土小屋登山口、広々とした登山道が続く


鬱蒼とした登山道 イケマ





 雨に濡れたブナ林。ガスで霞んで鬱蒼とした雰囲気が漂う。

 今の時期は、新鮮な青のヤマアジサイが目立つ。


ぶなに着生する ガスに霞む


ホトトギスのシルエット


トゲアザミ


オトギリソウ ナガサキオトギリ タカネオトギリ

■東稜基部からトラバース道
 9時50分、東稜基部につく。
咲き残ったヒメシャラの花と、花盛りのヤマアジサイの群生が周囲に咲く。
 最初の休憩ポイントでお会いした、2人組が登ってくる。話をしていると、”二人だけの山岳会”の方だとわかる。防虫対策の秘策を教えてもらいました。正露丸が効果抜群だそうです。

 しばらく休憩して、北麓トラバース道を歩く。 先週の台風の影響を心配していたが、途中のルンゼも、全く問題なく歩ける。
 花を眺めて写真を撮りながら、ゆっくりしたペースで登っていく。
 東稜基部の休憩ポイント


ヒメシャラ、咲き残り ヤマアジサイ、ちょうど見頃


ノリウツギ





Nさんの予告通り、途中でリスに遭遇。カメラを構えるまもなく消え去っていく。


”二人だけの山岳会”さん、写真に夢中 整備されている木道


先週の台風の影響を心配していたが、途中のルンゼも、問題なし。


 北壁トラバース道は、夏の山野草が咲き誇るルート。今はまだ、少し時期は早いが、ミソガワソウ、ナンゴククガイソウ、シコクフウロ、タマガワホトトギスなどの北壁トラバース道を彩る山野草が、わずかに咲き始めている。
 メタカラコウやコオニユリの蕾もふくらむ。

メタカラコウの蕾 ツルアジサイ


ナンゴククガイソウ、色づき始め ミソガワソウも咲き始め


タマガワホトトギス、まだ蕾が多い シコクフウロ、咲き始めは色が濃い


ヒメキリンソウ ヒメレンゲ


シシウド、まだ蕾 ツルギハナウド、少しだけ咲き始め


ノダケの蕾 ミヤマヒキオコシ


オククルマムグラ オオバノヨツバムグラ コオニユリの蕾


■鳥居、巻き道を登る。
 
 11時20分に、鳥居につく。ここは成就社からのルート、表参道との合流点。少し明るくなってきて、雨の心配は無いがガスに霞んで展望は、良くない。

 一息ついて、ここから、巻き道を登っていく。

 土小屋ルートと成就社ルートとの合流点、鳥居。


 樹の花で目に付くのが、イシヅチミズキの白い花。盛りは少し過ぎている。
 巻き道の岩肌には、花が終わって実になろうとしているイワカガミが群生。



イシヅチミズキ、樹の花で一番目立っていた。


ヤマシグレ カニコウモリの蕾 ハリブキの赤い実

■面河道の分岐から山麓を歩く。
 11時50分、面河道への分岐。
弥山山頂までは、もう少しだが、今日は、ここから、石鎚山麓の少しハードな散策。岩場や笹原、藪、ガレ場など変化に富んだ山麓の山歩き、KさんとIさんのガイドで進む。

 立ち止まるとブヨなどの不快な虫が集まってくる。今の時期は、防虫対策が必須。何も持っていない僕は、皆さんに防虫スプレーを吹きかけてもらいながら歩く。

 だんだんと、天気も回復してきて、雲の間から青空も広がる。新たな魅力を堪能して、巻き道に戻ってきたのが16時。
”面河渓 12.0km”と書かれた分岐点










コメツツジ ベニドウダン


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