2007年12月1日 (1/1) 大永山トンネル登山口から笹ヶ峰に登る。
    1860m


■笹ヶ峰
 

 笹ヶ峰に登る。これまで、寒風山からの縦走、寒風大座礼林道や西条の下津池から登ったことがあるが、大永山トンネル登山口からは初めて。歩くコースは長くなるが、登山口までのアプローチは近くて便利。
 ちょうど朝7時に家を出発して、別子はな街道で、大永山トンネルを目指す。別子ライン沿いの広葉樹は、ちょうど見頃に紅葉している。
 家から30分ほどで、大永山トンネルに着く。路肩のスペースに止めて準備する。

笹ヶ峰の霧氷


 Google earthによる笹ヶ峰
(歩いたのは黄色のルート)

 ◇高度データ
   大永山トンネル口:約980m
   四等三角点  :1482m
    (獅子舞の鼻) 
   乳山に別れ  :約1720m
   笹ヶ峰     :1860m 
◇コースタイム
  家を出発(7:00) → 大永山トンネル(7:30)
     *登山口まで家から約21Km

 登山口出発(7:42) → 銅山越と笹ヶ峰の分岐(8:12)
  → 土山越(8:15) → 舟窪(8:31)
  → 獅子舞の鼻 四等三角点(9:01)
  → 乳山の別れ(10:03〜10:13) → 笹ヶ峰(11:19〜12:10)
  → 乳山の別れ(12:57)
  → 獅子舞の鼻 四等三角点(13:42〜13:55)  
  → 舟窪(14:10) → 土山越(14:24)
  → 大永山トンネル登山口(14:48)      


■大永山トンネル登山口を出発

 天気予報は、晴れ時々曇り。雲が多いが青空が見え、日が射す。7時42分に出発する。大永山トンネルから林道にはいると、すぐに登山口。
 
 登山口からしばらくは、自然林の中を歩く。登山道はしっかりしていて歩きやすい。 途中の小さな沢を渡ると、杉の植林帯のルートに変わる。

 登山口から30分ほどで、笹ヶ峰と銅山越の分岐。ここを左に進んで笹ヶ峰を目指す。 
大永山トンネル。左の林道に入ってすぐに登山口がある。


あまり目立たない登山口 石組みが残る登山道


杉の植林帯のルートに変わる 笹ヶ峰と銅山越の分岐



◇土山越
 
 笹ヶ峰と銅山越の分岐の三叉路から3分ほどで、土山越。この周辺にはかつて大阪屋敷があった。

 舟窪までは、なだらかな水平ルートで歩きやすい。散った紅葉を踏みしめながら散歩気分で歩く。

 
土山越




 
 笹ヶ峰と銅山越の分岐から船窪までは、なだらかな登山道。馬道として炭や薪が運ばれていたのだろう。

 落ち葉でふかふかして快適に歩ける。


馬道の別れ だんだんと空模様が怪しくなる。
どんより曇ってきて日射しが無くなる。



◇舟窪


 登山口から約40分で、舟窪。馬道はそのまま西山越まで続く。舟窪の分岐を左に折れ、急坂を登っていく。急坂のルートにも、広葉樹が広がる。

 
 
 「舟窪とは、凹地を船底に見立ててそのように呼ぶ。銅山峰も舟窪の峰と呼んでいた頃があった」 あかがねの峰(伊藤玉男著) 
舟窪、ここから急な山道を登っていく。


広葉樹の急坂、苔むした大岩が現れてくると、獅子舞の鼻はすぐ近く。


 舟窪から急坂を25分ほど歩くと、緩やかな平地が広がる。 このあたりは、苔生した岩が一帯に広がっている。 ぶなの古木もある。
 ”山に抱かれて”(伊藤玉男著)の中でも、この周辺を「氷河の爪痕のような凹地があって、そこにはふた抱えほどもあるブナの大木があり、まるで太古からの原生林の中にいる感じになる」と表現されている。
 このぶなの周辺で一休みする。


■獅子舞の鼻 四等三角点(1482m)


 ぶなの古木からすぐ、9時1分に獅子舞の鼻四等三角点着く。登山口から1時間20分。空はどんよりした雲に覆われて、青空は全くなし。展望もほとんど無い。2年ほど前に、ここまでは歩いてきたことがあるが、この先は初めてのルート。
 
 少し小雪も舞い始めた中、稜線ルートで乳山の別れを目指して歩く。

獅子舞の鼻 四等三角点


正面は、乳山の別れ




 
 正面の霞んでいるのが、乳山の別れ。樹林帯の稜線を2度ほど緩やかなアップダウンを繰り返す。
 
 後半は急な笹ルートに変わる。時折小雪が舞う中を、急坂を登っていく。




急な笹ルートで、乳山の別れを目指す。
残念ながら今日は霞んでいるが、展望が良さそうなコース。


 ■ちち山の別れ

 
 獅子舞の鼻の四等三角点から約1時間、10時3分に、ちち山の別れに着く。ここで軽くパンを食べて小休止。
 晴れていれば、広がる雄大な笹原や赤石山系の山並みが見える絶景の場所だが、今日は展望はほとんど無い。
 
ちち山の別れ


ちち山の別れからは、笹原のトラバース道を歩く。
歩き始めると、急にガスが飛んで青空が少し見える。周辺に笹原が広がる。


眼下に広がる雄大な笹原。南面に広がる笹原は、かつては牧場だったらしい。


乳山南面のトラバース道、今冬初めて見る霧氷




 
 紅葉谷分岐までくると、樹林一帯に霧氷が着いている。特に乳山北麓は、一面に霧氷が広がる。






 
 この笹ルートのすぐ先に笹ヶ峰山頂、白く霞む。
 山頂までの笹原に広がるコメツツジ群にも霧氷が着く。




■笹ヶ峰(1860m)
 
 11時19分に、無人の笹ヶ峰山頂に着く。ガスに覆われて視界は20m程度。風もありじっとしていると寒い。 しばらくすると単独者、そして丸亀からの御夫婦が登ってくる。

 昼食は、湯を沸かしてカップラーメンとパン。熱いラーメンを食べて少し暖まる。しばらく周辺を散策して時間を過ごすが、ガスが晴れる気配もないので、12時10分に、同じルートで下山する。
白く霞んだ笹ヶ峰山頂。


笹ヶ峰山頂の祠、蔵王権現と不動明王。 インドの流れをくむらしい


湯を沸かして昼食のカップラーメン コメツツジ群の霧氷


■下山する

 12時10分に、展望をあきらめて下山をはじめると、すぐに急にガスが飛んで青空が広がる。正面に見える乳山の北麓も霧氷で白く光る。
 青空が見えたのは5分ぐらいのわずかな時間だったが、乳山から冠山、平家平までの山並みを見渡すことが出来、満足して下山する。

 下りは、約2時間半ほど、14時48分に大永山トンネルの登山口に着く。
つかの間の青空




乳山が姿を現す 乳山、冠山、平家平と続く山並み


最後に青空と霧氷が見れて、満足して下山する。


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